“インクルーシブ教育士”
岡崎女子大学子ども教育学部 子ども教育学科
国内唯一の学内認定資格
『インクルーシブ教育士』
創設
教育や保育の現場で、困難さを持つ子どもを支援する「インクルーシブ教育士」の養成を始めました。
定められた科目の単位を取得し、大学独自の資格を認定します。
一人一人の違いを大切にし、そのような子どもたちに具体的に支援できる多様な知識や能力を
身につけた、インクルーシブ社会の実現に寄与できる保育者の育成をめざします。
インクルーシブとは?
インクルーシブとは「包み込む」の意味で、 多様性を尊重し、だれもが排除されないことをさしています。
『インクルーシブ教育士』取得の流れ
インクルーシブ教育士は幼児教育・保育コースでのみ取得ができます。
インクルーシブ教育士
取得のための必須科目(例)
1年 前期教育と発達の心理学Ⅰ
人の成長と心理的発達を学びます。
広く保育・教育に関連する事柄について心理学的な見地から考え、保育・教育場面において必要とされる心理学的な知見と技術について学ぶ。特に乳幼児の発達の特徴について理解し、保育・教育場面における子どもの実態を知り、将来保育者・教育者として必要とされる知識や対応方法について学ぶ。
2年 後期インクルーシブ教育総論
特別支援教育の理念について学修します。
インクルーシブ教育とは、障がいの有無、多様性に関わらず、互いを思いやりながら、適切な配慮や支援をすることによって、子どもたちが育ちあっていくものであることである。 インクルーシブに関わる共生社会の概念や関連する政策、障がい児教育の歴史的変遷について概観し、発達期に応じた教育について学ぶ。
3年 前期・後期インクルーシブ
教育事例研究
インクルーシブ教育について協議します。
前期にはさまざまな事例をもとに、障がいをもつ子どもなどが何に困っているのかなどについて、グループで検討。また、子どもたちの様子についてケースカンファレンスを行います。後期には現場の教育者・保育者にご参加いただき、インクルーシブ教育について協議します。
4年 後期幼小連携論
幼小連携のあり方について学びます。
幼児教育から小学校教育への移行を円滑にするために求められる幼小連携のあり方について学びます。双方の教育の文化的・体系的な特色を学ぶことで、双方の相違について理解。また、教育現場での事例をもとに討論し、どのような幼小連携が求められるか、考えを明らかにしていきます。
- 資格取得を取り組むにあたってのメリット -
- 保育現場で求められる保育者になれる。
- 日本で唯一、インクルーシブ教育士の資格が取得できる。
- 障がいや配慮すべき特性などの多様な知識・能⼒が⾝につく。