学校法人清光学園 創立60周年 岡崎女子短期大学 創立50周年

ご挨拶

清光学園の進路と使命

清光学園は大学・短期大学・付属幼稚園三園を擁する学校法人として、地域に根差した教育を展開して参りました。とりわけ保育者養成の分野では、50年に及ぶ実績を基盤に、高い信頼と評価をいただいてきたことに深く感謝する次第です。
現在、高等教育を取り巻く環境は劇的に変化しており、時代のニーズに対する大学・短期大学の対応力や具体的な社会貢献力が求められています。大学の機能分化と特色の明確化、教育の質保証と教育成果の視覚化、大学組織のガバナンス等のすべてにおいて、かってない規模と緊急性を伴う大変革の時代が始まったと言えます。
しかし、そのような中でも、岡崎女子大学・岡崎女子短期大学の取るべき針路は、やはり女性のための人間教育・専門職業教育のさらなる充実化と地域連携にあると私は考えています。
「深い人間理解と共感力を備えた品格ある女性の育成」は本学の人材養成における柱の一つであり、目先の合理性や経済性のみを追求するのではなく、瑞々しい感性を持ち、自然や人への温かさを見失わず、凛とした勇気と責任感を備えた聡明な女性を地域社会に送り出していける大学・短期大学でありたいと願っています。
岡崎女子大学・岡崎女子短期大学はその名のとおり、三河地域を拠点とする大学であり、地域に愛され、手堅い専門職業教育と確実な就職実績を通して高く評価されてきました。
今後は激変が予想される保育・教育・ビジネス分野に新しいイノベーションを惹起して中部圏のみでなく、全国にその名を知らしめうるような、キラリと輝く大学へと成長し続けねばなりません。半世紀以上の歴史を経て、多くの卒業生・卒園生が地域の中核となって幅広く活躍していることは学園の誇りであり、かけがえのない財産です。
その伝統と実績を継承し、時代や地域の要請に応え得る学園として、今後も未来に向けた新たな価値の創造をめざしてゆきたいと思っています。

学校法人清光学園 理事長
岡崎女子大学・岡崎女子短期大学 学長
長柄 孝彦

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